こんにちは、雪だるまパパです。
突然ですが、散歩してますか?
散歩?毎日してるよ。
今日は、元気になる散歩(ウオーキング)のお話です。
今だけでなく、「 将来の自分のため 」に考えてみてください。
1日5000歩?
1日5000歩のウオーキングで健康面などで、効果があります。
1日5000歩歩くとどんな効果があるか
ポーランドのウッジ医科大学と米ジョンズ・ホプキンス大学医学部による共同研究は8日、研究結果が、学術誌「欧州予防心臓病医学」に掲載された。世界各地の22万6000人分のデータを分析した結果、あらゆる原因による早期死亡のリスクを下げ始める効果が、1日4000歩で得られるという結果が出た。2023/08/10 研究によると、1日の歩数が多いほど健康への効果は高い。1日あたり4000歩から2万歩まで、1000歩増えるごとに、早期死亡のリスクは15%ずつ下がるといいます。
1日5000歩のウオーキングを続けることで、認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につなげられます。
理想の歩数は1日何歩?あなたに必要な歩数は?
ウオーキングを始めたいけれど、どの位歩けば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。健康のため、ダイエットのためなど、目的は人それぞれです。ウオーキングを行う場合、目的別に必要となる1日あたりの歩数は異なります。
ウオーキングの目的が健康の場合を考えましょう。
1日の歩数の理想は?
1日の歩数の目安について詳しく解説します。ご自身の目的に合わせた歩数をぜひ見つけてください。 1日の歩数の目安(距離/時間/消費カロリー)は、大きく3つ(2000歩、5000歩、8000歩)に分かれます。 それぞれの歩数あたりに期待できる効果について、それぞれ詳しく解説します。参考にしてみてください。
1日2000歩
2000歩の目安(距離:約1.4㎞/時間:20分〜25分/消費カロリー:60キロカロリー)
1日2000歩の歩数を理想とする場合、寝たきりの予防につながります。
普段あまり運動をしない方にとって、いきなり5000歩以上歩くのは身体に負担がかかりすぎてしまうことも少なくありません。 歌を歌う余裕はないけど、適度に会話が楽しめる程度の歩数ペースで、無理のない範囲で歩くのがおすすめです。
1日5000歩
5000歩の目安(距離:約3.5㎞/時間/50分〜60分/消費カロリー:150キロカロリー)
2つ目の理想値は、1日5000歩です。1日5000歩のウオーキングを続けることで、認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につなげられます。
年齢を重ねるごとに、避けては通れないのが筋力の低下です。ロコモティブシンドロームなど、加齢に伴う筋力低下は転倒や骨折のリスクが高まる大きな要因です。
5000歩を目標に歩くことで、ロコモ予防になり、要介護になるリスクを減らすことができます。
1日8000歩
8000歩の目安(距離:5.6㎞/時間:80分〜100分/消費カロリー:240キロカロリー)
最後の歩数の理想値は、1日8000歩です。1日8000歩のウオーキングを続けることで、脂質異常症や糖尿病、高血圧の予防につなげられます。
実際、研究結果として、1日8000歩以上を目安に歩くことで、健康寿命を延ばすことや健康維持につながることが分かっています。そして健康を保つことは健康寿命を延ばせるだけでなく、病院に通うための医療費がかからなくなるため、結果として節約にもつながり一石二鳥です。
健康を維持するために必要な歩数はどのくらい?
どのくらいかわかるかな?
知ってるよ。1万歩!
良く知ってるね。でも、1日1万歩も歩く必要はないんです。
「歩くなら1日1万歩を目安にあるきましょう。」みなさんも聞いたことがあるのではありませんか?わたしも、良く耳にしました。では、なぜ1日1万歩という数字が生まれたのでしょうか。 気になることをみていきましょう。
日本人の1日の平均歩数
日本人の1日の平均歩数はどのくらいなのか。2019年(令和元年)厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、男性は6,793歩、女性は5,832歩となっています。
健康日本21の目標値 男性 9,200歩 女性 8,300歩
ご覧のように、国が推奨する目標歩数よりも実際の平均歩数値は低くなっています。しかし、あくまでも平均の歩数のため、生活スタイルや病気、仕事柄によってはもっと歩数が多い方もいるかもしれません。
1日1万歩は歩きすぎ?
1日1万歩という目安は、歩数計の名称(万歩計)として数十年前にいわれるようになったことが始まりといわれています。そのため、1万歩という数字に科学的な根拠があるわけではありません。むしろ歩きすぎで、1日1万歩も歩く必要はないのです。 歩数計は1960年代に日本で開発されました。その名称が「 万歩計 」です。歩数計は「 万歩計 」という商品名で世界中で発売されたため、「 万 」という言葉から1万歩が望ましい歩数の目安だというイメージが普及したとされています。
ウオーキングにおすすめの時間帯
ウオーキングを行うのにおすすめの時間帯は夕方です。 夕方の時間帯が1日の中で最も体温が上昇するからです。体温が最も上昇する夕方の時間帯にウオーキングを行うことで、体温をより上昇させることができます。仕事やライフスタイルの関係で夕方のウオーキングが難しいという方は、起床後と寝る前の1時間を避けた時間帯にウオーキングを行うのがおすすめです。
ウオーキングが健康につながった事例
週5日間以上ウオーキングもしくは活発な運動を行っている方は、運動をしない方と比べてがんの発生率が20%も低下したという研究結果があります。 特に、食道がんの発生率は42%も低下しており、ウオーキングを継続して行うことが健康につながると実感できるのではないでしょうか。
高齢者によるウオーキングのメリット
どんなメリット?
こんなメリットがあるよ。
病気の予防と改善ができる
ウオーキングは生活習慣病の予防と改善効果が期待できる運動です。 継続的なウオーキングには血圧を下げるタウリンを増加させる作用があります。また、ウオーキングによって心肺機能が強化されるほか、骨に適度な負担がかかることで骨形成が促進されます。 そのため、高齢者はウオーキングによって、高血圧や血液疾患、骨粗しょう症などの予防と症状の改善が期待できるのです。
認知症予防になる
ウオーキングによって脳への血流が増えることで、認知症予防の効果が期待できます。 継続的なウオーキングには脳神経を活性化させる作用があります。適度な運動によって脳神経内部でタンパク質の分泌が行われ、神経細胞や血管の形成が促されるのです。そうすると記憶をるかさどる海馬や記憶力にかかわる側頭葉の働きが活性化され、認知症予防につながると考えられています。
リフレッシュ効果がある
ウオーキングをすれば気分をリフレッシュすることができます。歩くことでリラックス効果のあるホルモンが分泌されるほか、運動によってストレスが解消されるのです。また、運動することで得られるリフレッシュ効果以外にも、歩きながら季節の移り変わりを感じたり、ウオーキング中に近隣の人と会いコミュニケーションを取ったりすることでも気分転換ができます。
頑張ってウオーキングするよ
慌てないで。始める前に注意することがありますよ。
高齢者によるウオーキングの注意点
注意を怠ってしまうと怪我をしたり、健康を損なう恐れもあるので、ウオーキングに取り組む際には次の3つを決してわすれないようにしましょう。 1.準備体操はわすれないようにする。 2. 水分補給をこまめに行う。 3.体調を考慮し、無理をしないようにする。 持病がある場合や治療を受けている場合は、事前にかかりつけ医師に運動をしても問題ないか確認しておきましょう。
1日5000歩で認知症予防・健康維持まとめ
1日5000歩?健康面で効果あり 1日の歩数の理想は?2000歩5000歩8000歩 健康を維持するために必要な歩数はどのくらい?1万歩は多い 高齢者のウオーキングのメリット 病気の予防、認知症の予防 高齢者によるウオーキングの注意点 準備が必要
最後までご覧いただきありがとうございました。
無理しないで1日1000歩のウオーキング(約10分)からでも始めてください。
明日の健康ために、ぜひ今日から